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仏壇の処分方法は?仏壇を処分するタイミングも合わせて解説

仏壇と掛け軸

引っ越しや遺品整理などで、仏壇の処分を考える方もいるでしょう。しかし、どのように対応すれば良いのかわからず悩まれる方も多いです。この記事では、仏壇の処分方法について解説します。仏壇を処分するタイミングも合わせて解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

仏壇の処分方法

仏壇の処分方法は、以下の5つです。

  • お寺に引き取ってもらう
  • 仏具店に引き取ってもらう
  • 業者に引き取ってもらう
  • 粗大ゴミや燃えるゴミに出す
  • 買取店やリサイクルショップに持っていく

お寺に引き取ってもらう

仏壇を処分する時には、閉眼供養を行う必要があります。基本的には菩提寺や近くのお寺の僧侶を手配し、供養してもらうことが多いです。その際お寺によっては、仏壇をそのまま引き取ってもらえる場合があります。ただし、対応していないお寺も多いため、事前に確認することが大切です。

仏具店に引き取ってもらう

仏具店ならではの専門知識を用いて処分してもらえるため、安心して任せられます。もし閉眼供養を依頼するお寺が見つからない場合も、代わりに手配してもらえる場合が多いです。

業者に引き取ってもらう

不用品回収業者や専門の処分業者に、引き取りを依頼する方法もあります。業者に依頼すると、仏壇を引き取りに来てもらえるため、手間をかけずに処分が可能です。ただし、仏壇は宗教が関係するため扱いが難しく、リサイクル業者や不用品回収業者では対応してもらえない場合があります。

遺品整理業者や供養業者であれば、引き取ってもらえる可能性が高いです。さまざまな業者があるため、費用やサービス内容を比較し、検討しましょう。

粗大ゴミや燃えるゴミに出す

仏壇を粗大ゴミや燃えるゴミとして、自治体のゴミ収集に出す方法もあります。ただし、仏壇は宗教的な意味合いを持つため、そのまま捨てるのは抵抗がある方も多いでしょう。自治体によっては、仏壇の処分に規定や制限を設けている場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。また可能であれば、処分前にお寺で供養してもらいましょう。

買取店やリサイクルショップに持っていく

状態の良い仏壇であれば、買取店やリサイクルショップに持って行くことも1つの方法です。特にアンティーク調の仏壇や高級な仏壇は、需要があるため買取が期待できる場合があります。仏壇をリサイクルすると、次の持ち主に大切に使ってもらえる可能性があるため、処分に抵抗がある方にもおすすめです。また、インターネットオークションを利用すると、さらに高い金額で売却できる可能性もあるでしょう。

仏壇を処分するタイミング

仏壇を処分するタイミングは、以下の3つです。

  • 両親から仏壇を受け継ぐ時
  • 実家を売却・解体する時
  • お寺に永代供養を依頼する時

両親から仏壇を受け継ぐ時

両親から受け継いだ仏壇が古くなっていたり、家のインテリアに合わなかったりする場合、新しい仏壇への買い替えを考えることがあるでしょう。また、今の家に仏壇を設置するスペースがない場合もあります。その場合は、仏壇の処分を検討しなければいけません。

実家を売却・解体する時

実家がなくなると、仏壇を移動させなければいけません。しかし、新しい家に仏壇を設置するスペースがない可能性もあるでしょう。その場合、仏壇の移動先がないため、処分を検討する必要があります。

お寺に永代供養を依頼する時

お寺に永代供養を依頼するのは、お墓や仏壇の管理が難しい場合が多いです。永代供養を依頼すると、お寺に長期的に遺骨の供養・管理をしてもらえます。仏壇の管理も難しい場合、合わせて閉眼供養も行ってもらうと、お位牌を預けられるため安心です。

適切な方法で仏壇を処分しよう

仏壇の処分は慎重に行うことが大切です。それぞれのメリットとデメリットを理解し、適切な方法を選ぶことで、故人やご先祖様に対する敬意を保ちつつ、心の整理をつけられるでしょう。


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