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故人の遺影を処分すべきか悩むあなたへ

遺影をどのように扱うかは、故人を偲ぶ遺族にとって気になるテーマです。

本記事では、遺影の役割やその意義について基本的な理解を深め、遺影を処分する様々な理由と状況を検討します。特に遺影の処分についての考え方を整理し、適切な処分方法の例などを詳述します。これらの情報を通じて、遺影に込められた思いを大切にしつつ、心の整理をつける一助となれば幸いです。

遺影処分の基本的理解

遺影とは、故人の姿を写真として残したものであり、多くの場合その人の存在や記憶を象徴する重要なものでもあります。遺影は葬儀や法事の際に用いられ、参列者が故人を偲ぶための役割を果たします。遺影は一族の歴史や個人の過去を後世に伝える役割もあるため、単なる写真以上の意味を持っています。そんな重要な意味のある遺影はどう処分されるべきなのでしょうか。

遺影の役割と意義

遺影は、故人の個性や生涯を映し出す重要な記録です。遺された人々は故人の思い出を顧み、共に過ごした時間の価値を再確認することができます。その典型はお葬式では大きな額に入った遺影写真です。その大きな額装の遺影写真は、親しかった故人であればなおさら捨てられません。またそれが会ったこともない家の壁に何年も飾られているひいおじいちゃんであったとしてもやっぱり捨てられず、引っ越しの際になって処分に困ることになります。

遺影は、追悼の場において故人の象徴であり参列者が故人とのつながりを再確認する役割があります。葬儀の後も仏壇の前や近くに飾られることも多く、故人を日常的に偲ぶための仏具のような役割も果たしていますが、実は宗教的な意味あいは全くなく、仏教では遺影写真を信仰に必要なものとは捉えていません。仏壇のご本尊や、お位牌の様に僧侶によって魂を宿された媒体と同様に扱われるのは、写真が故人そのものを移したものだからでしょう。葬儀の時からずっと位牌と並べられているせいもありますが、これは少なくとも仏教の教えには無いことで、ただの葬儀社の演出に過ぎません。実際に仏壇の中の仏様の世界には写真は飾らず、本来の遺影を置く位置は仏壇の脇の壁に掛けるとか、仏壇の引き戸の上か教机が良いとされています。但し仏教の信仰上関係なくとも、遺影は故人を表しているそのものですから信仰以上に自分達がそれを見てどう扱うべきと考えるかが重要です。

遺影を処分する理由と状況

遺影を処分するという選択は、さまざまな理由と状況によって行われます。例えば、故人の死去から時間が経ち、遺族の生活環境や家族構成が変化した場合、遺影の置き場所に困ることがあります。また、引っ越しや住居の整理の際に、遺品の整理として遺影の処分を考える場合もあります。遺影が多すぎると、収納の問題も生じることがあるため、必要以上の遺影を適切に整理することも求められます。また、心の整理がついた場合、遺族は自分のライフステージにおいて故人との関係を新たに構築したいという考えから、遺影を処分することを考慮する場合もあります。このように、遺影を処分する理由は多岐にわたりますが、その際は故人への敬意と遺族の感情面を十分に考慮することが重要です。

遺影を処分する際のポイント

遺影は故人を偲ぶための重要なアイテムですが、生活の変化や時間の経過と共にその処分を検討する機会が訪れるかもしれません。このとき、遺影を大切にすることはもちろん重要ですが、適切な方法で処分することも大切です。本章では、遺影を処分する際の考慮すべきポイントや、感情的な負担を軽減するための方法について紹介します。まず、適切な処分方法について説明し、その後に心の負担を減らすためのアプローチを示します。

遺影の適切な処分方法

遺影を処分する際には、故人への敬意を忘れずに適切な方法を選びましょう。仏教徒の場合は、寺院で供養してもらってお焚き上げしてもらうということが推奨されます。もちろん仏教徒でなくともお寺でお焚き上げを依頼することは可能です。地域によっては遺影を折り紙などに包み、焼却供養を行う習慣があったりします。仏教でも宗派によって異なる習慣があるため、相談できるお寺があれば相談してみてください。

信仰に縛られず個人の選択を尊重する場合は、一般的な廃棄物処理に則った処分で問題有りません。さらに遺影が数世代さかのぼるようなご先祖様の場合、これは感情移入が全くない割に廃棄することが なんとなく後ろめたくためらわれます。そんなときは敬意と感謝をもって堂々と供養して差上げるのが良いと思います。簡単に供養と処分ができる方法を後述します。

供養品を扱う専門業者

仏教、神道に限らず、専門家に任せて心おきなく処分したい、とお考えならば郵送による受付で供養してくれるサービスがたくさんあります。とはいえそのやり方や考え方は業者によって様々ですので、いろいろ比較して良い業者を見つけて頂くのが良いと思います。大切なことは遺影を捨てるという故人への不義理のような行為を供養という正しい方法で気持ちをすっきりさせたい、ということです。ですから重要なことは、自分にとって大切なものを託せる業者かどうかを見極める!ということです。

さくらサービス東京は、お位牌や仏壇のご本尊の魂抜きをお寺と共同で行う供養品処分の専門業者です。是非参考になさってください。遺影の処分も賜ります。詳細はこちらから↓

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